これはHelsinki Lambda Clubの“ユアンと踊れ”という曲の歌詞なんだけど
ロックは死んだ、なんて一体誰が言ったのか
現代の音楽が自分に合わないから無くなったって言うんじゃなくて、自分で探すんだよ〜と思う。
奏でてる人なんて大小古今関係なく沢山いるんだから。今の音楽が合わないのなら過去に囚われれば良いの
好みがあるのは分かるけど、今の音楽は〜なんて言う音楽評論家気取りの奴より、あたしの方がいい音楽を知ってる。自信がある。
良いロックなら此処にあるよ
https://open.spotify.com/track/0SvmnXeA2XU7ltjXWAQ2ZF?si=Q8WoEIxUTSe4BuqVeidlyw
楽しい時間とそうじゃない時間は本当に同じ速さで流れているのか、疑ってしまう。
続いて欲しいと願う時間程、一瞬で終わることに切なさを感じる夏夜
それが正に一昨日だった。
7.23
久しぶりに人と待ち合わせをして、カフェに行き、お買い物をするなどした。
カフェってどうしてあんなに緊張するのだろうか。
いや、カフェだったからじゃなくて相手が君だったからかはわからないけど、どちらにしろ、
ケーキを口に運ぶあたしの手は小刻みに震えていた。
そんな緊張も次第に落ち着いて、甘くなかったカフェオレにシロップをまあまあたくさん入れた。
混ぜ忘れて下に溜まっているのを飲んだらシロップの味しかしなかった。
甘かったから笑ったら君も笑った。
楽しい、純粋にそう思った。
喫煙所を探してあっつい商店街を歩いた。
その後の煙草はカフェで食べたオペラと同じくらい美味しかったんだ。
古着屋さんに行った。見知った顔が沢山いて、目を合わさないようにと必死になった。そんなあたしを他所に見知った顔がお疲れ様です、と代わる代わる声をかけに来てくれた。何だかとても気まずくなった。
迷ったけど衝動買いをしなかった。えらい。良いのが見つけられなかったのが残念だけど
そんな時もあるよ
プリクラを撮ったら1、2枚顔が引き攣っててウケた。今まで一番と言って良い程綺麗に切った写真を大切にCody・Lee(李)のポーチにしまった。
初めて自分と同じバンドが好きな人とライヴに行くんだ。
開場の三十分前にもう一度喫煙所に寄った。
煙の流れを気にする余裕もなく二人揃ってそわそわしていた。ライヴ前の鼓動が高鳴って、息が詰まるような感覚。それを共有できる人がいるというのがいいね、なんて言おうと思ったけれど、君の緊張を吸収したあたしはいつもの倍ドキドキしていた。
それは会場に入ってからも続いて、会場BGMと雰囲気に飲まれて更に落ち着かなかった。
本気で吐きそうだった。
お腹か胃かわからないようなところがキリキリ痛かった。
いつもだったら一人でBGMに没頭して何とか平常心でいようと頑張るのだけど、誰かがいると言う安心感で開いた口はやばい、もうすぐや、、と当たり前のことを繰り返していた。だんだんと無くなっていく語彙力と反対に期待値は上がっていった。
やっぱり話せる人がいる、楽しみを共有できるというのは良いことだと思った。
初心斎橋JANUS

六時を少しすぎた頃、帝国喫茶のライヴが始まった。歌ってほしいね、と話していた曲を見事に全部歌ってくれた。ライヴに行く度に帝国喫茶いいなぁという気持ちが高まっていくね。歌がうますぎる。
とても良かった。
https://open.spotify.com/track/1yGJ1NOkiLqe6WjCi71BeP?si=y7re_hgyR7Cyc8uIbElqbw
THE2は全くと言って良いほど無知だったけど、周りの一体感が凄すぎてびびった。いい意味で。盛り上げがうまい。音について行くのに必死だったのが勿体無いとすら思った。MCを聞いて絶対的に確立されている彼らの音楽スタイルが良いと感じた。
“恋のジャーナル”を狂ったように聴いてる。
https://open.spotify.com/track/7ue4j1Jq6f1xdgH5LXIxW6?si=9xPQcz07QGWDzIeeb400UA
Helsinki Lambda Club。この日の大本命。私は彼らに会う為に頑張って生きてきたの。
それまで何とも表し難い思いで足がガクガクしていたけれど、それも忘れて楽しくなってめちゃくちゃ踊ったし“夢で逢えたら”や“引っ越し”を歌ってくれたことに尋常じゃないくらい喜んで聞き入った。
“IKEA”は私とヘルシンキを繋げてくれたとっても大好きな曲なので、ライヴで歌ってくれると嬉しくなる。“宵山ミラーボール”を久しぶりに聴いたけれど手拍子のタイミングまでばっちりだった。やるね。
“引っ越し”のラストで薫さんとタイキさんが向かい合ってギター弾いてるのを見て、この時間が永遠に続いてほしいと思った。
右隣の君は前日に“ロックンロール・プランクスター”を聴きたいと意気揚々話していたけれど、あたしがイントロで目を配ったのにも気がつかないくらい放心状態だったのが可笑しかった。
確かにあの空間は間違いなく、放心しそうなほどヘブンだった。
ライヴ後、物販で帝国喫茶の缶バッチを買った。ドラムとギターの方々が目の前にいることが、ぼーっとした頭では信じられなかった。
残っていた気力を振り絞って、かっこよかったです!応援してます!!と勢いよく伝えた。ありがとうございます、と微笑む彼らがただ眩しかった。
あとで考えるとメンバーからグッズ手渡しでお話しできてたって普通にヤバい。平常心を取り戻した今だったらもっと色々伝えられたのになぁ、とちょっと後悔した。
ライヴが終わって元来た道を戻ろうと思ったけれど行きしの記憶が無さすぎた。
緊張しすぎて視界が狭まりすぎていたのだろうけど‥通った道のはずなのに初めて通る道のようだった。
お陰で二人して、迷っていないのに迷ったように行ったり来たりしていた。
見慣れた道に来ると、押しの強いお兄さんに引き摺られるようにして居酒屋に行った。悪いお店だったらどうしようかとか一瞬考えたけれど、ライヴ後のあの頭では判断ができなかった。人間て怖い。ちゃんと美味しいお店でよかったと今になって思う。
やっと一息ついて、余韻に浸った。
セトリをすんなり思い出したあたしは稀に見るハイテンションだった。きっと心の底から楽しかったんだね、よかったね。ほんとに
煙草の煙がかからないように工夫してくれたり、想像でコークハイを作るなどして、それがとてもおもしろかった。
お腹が痛くなるくらい笑った。
一日の余韻とお酒が混じり合って、何故か笑いが止まらなくなった。テンションが上がるとこうなってしまうから本当に嫌だ。楽しすぎたから余計に‥本当に申し訳なさすぎたので帰った後に一人で反省会した。
でもそんな私を見て幸せになったと言ってくれてすごく救われた。
あたしも幸せの渦中にいる。
ありがとう。